AT機規制とは?5号機AT規制をまとめてみた
最低出玉率に関する規制
・before:出玉率は55%~120%であること
↓
・after:最低の出玉率になる打ち方で出玉率は55%~120%であること
そもそもこの出玉率というのはボーナスと小役での合計の出玉率のことであり、通常Aタイプなどの機種では出玉率が55%を下回るなんてことはまず無い。
しかし、AT機はボーナスやATに突入しても内部状態は「ボーナス」でもリプレイ確率がアップしている「RT状態」でもないただの「通常時」である。
そしてサブ基板で押し順をナビしている通常時というのが俗にいうAT状態なのである。
今回の規制では逆押し検定やゼロボなどでの検定が不可になると読み取れます。
また、行政側ではATやARTがサブ基板で抽選されていることも問題視し、次のような規制も発表されています。
抽選基板に関する規制
ノーマルタイプと、AT・ART機能に代表される出玉制御はメイン基板で抽選を行うこと。
そもそもメイン基板って何?ってことですがメイン基板で行っていることについてまとめてあるものを見つけてきたので紹介したいと思います。
■主な機能
・設定変更/設定確認
・メダルセレクタからのメダル通過の検出
・BETボタン(1BETやMAXBET)操作の検出
・精算ボタンの操作の検出
・スタートレバー操作の検出
・内部抽せん(当選役の抽せん)
・ゲーム時間(4.1秒)の管理
・リールの回転/停止
・停止ボタン操作の検出
・リール制御
・入賞判定、メダル払出し
・リプレイ作動、リプレイタイムの開始/終了
・役物(シングルボーナス、チャレンジボーナス)の作動/終了
・役物連続作動装置(一種BB、二種BB)の作動/終了
・自動精算/打ち止め
・各種エラー処理
・サブ基板(液晶演出、音、装飾を制御している基板)への指示
・外部情報の出力(ホール設備に対して、出玉や当りの情報を出力する)
出典:パチスロの中身様
このようにメイン基板では出玉に関する制御を行っていて、検定では基本的にこの基板が検定対象となっています。
検定に合格すると基板は厳重に封印され、不正が出来ないようになります。
一方、サブ基板は出玉に関連しない演出や音響などの制御を行います。この基板は検定対象では無いのですが基本的に出玉に関する制御は出来ないと定められています。
さて、今回の規制ではATに関する制御をサブ基板からメイン基板に移行せよってことなんですが今まではなぜ良かったのでしょうか?
サブ基板で行っている押し順ナビはあくまで演出扱いで出玉に影響しないとかの建前があったんでしょうかね?
このあたりは余り詳しくないので詳しい方教えてほしいです…
とにかく、今後はATやARTに関する抽選も検定対象となります。
他の規制としては次のようなものもあります。
ベルリプレイや疑似遊戯に関する規制
遊戯者が遊戯結果を誤認しないようにすること。
これはまぁあれですね。実際はなにも起きていないのにフリーズや押し順リプレイを用いて7が揃いあたかもボーナスが揃ったかのような気になることに対するものでしょうかね。
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